あか【垢】
1 汗・脂・ほこりなどがまざり合って皮膚の表面につく汚れ。「—を落とす」 2 水中の含有物が器物などに付着したもの。水あか・湯あかなど。 3 心身に宿ったけがれ。「俗世の—」 4 欠点。未熟さ。...
あくた‐もくた【芥もくた】
《「もくた」は「もくず(藻屑)」が「あくた」に引かれて音変化したものという》 1 何の役にも立たない、つまらないもの。無用なもの。「何のかのいふ—を、さらりとちくらが沖へ流して」〈おらが春〉 2...
あく‐め【悪目】
1 悪い事情。落ち目。「如何なる家の—ぞや、諸神諸仏も見はなしたまうか」〈逍遥・桐一葉〉 2 他人に悪く見える点。欠点。落ち度。「何を—に離別とは」〈浄・会稽山〉 3 刀にできる縦の裂け目。「—...
アクリル‐じゅし【アクリル樹脂】
代表的なプラスチックの一種。アクリル酸・メタクリル酸、およびそれらの誘導体を重合して作る合成樹脂の総称。透明度が高く硬いが、すり傷がつきやすい欠点がある。ガラスなどに使用。
あげ‐つらい【論い】
物事の理非・善悪などを論ずること。また、些細(ささい)な欠点などを取り上げて言い立てること。
あげ‐つら・う【論う】
[動ワ五(ハ四)]物事の理非、可否を論じ立てる。また、ささいな非などを取り立てて大げさに言う。「人の欠点をいちいち—・う」 [可能]あげつらえる
頭(あたま)隠(かく)して尻(しり)隠(かく)さず
悪事・欠点の一部を隠して全部を隠したつもりでいる愚かさをあざける言葉。
あな【穴/孔】
1 反対側まで突き抜けている空間。「針の—」 2 深くえぐりとられた所。くぼんだ所。「道に—があく」「耳の—」 3 ㋐金銭の損失。欠損。「帳簿に—があく」 ㋑必要な物や人が抜けて空白になった所。...
あな‐さがし【穴探し】
人が見過ごしている事実や人の欠点・過失を好んで探し出すこと。あらさがし。
痘痕(あばた)も靨(えくぼ)
恋する者の目には、相手のあばたでもえくぼのように見える。ひいき目で見れば、どんな欠点でも長所に見えるということのたとえ。