しきもく‐うた【式目歌】
連歌や俳諧の式目を覚えやすいように歌にしたもの。式目掟(おきて)歌。
しく‐かみうた【四句神歌】
平安末期から鎌倉時代にかけて歌われた4句体の神歌。梁塵秘抄(りょうじんひしょう)に収録。しくのかみうた。
しごと‐うた【仕事歌/仕事唄】
民謡の分類の一。生産に伴う労働・仕事の際にうたわれる歌。田植え歌・木挽(こび)き歌・酒造り歌など。労作歌。作業歌。労働歌。
しだら‐うた【しだら歌】
《手をたたきながらうたう歌の意》 1 伊勢神宮で、鳥名子(となご)舞のときにうたわれた歌。 2 平安時代、しだらの神を祭るときにうたわれた歌。
しず‐うた【志都歌】
⇒しつうた
しつ‐うた【志都歌】
上代歌謡の一。調子を下げてうたう歌。一説に、静かな歌、庶民的な歌の意とも。「歌ひたまひし六歌は—の歌ひ返しなり」〈記・下〉
しばい‐うた【芝居唄】
1 歌舞伎の下座音楽として歌われる長唄・端唄(はうた)・小唄など。下座唄。 2 元禄〜正徳(1688〜1716)ごろ、上方で歌舞伎の音楽として作られた地歌。
しま‐うた【島唄】
《「シマ唄」とも書く。「シマ」は集落の意という》奄美群島で歌われる民謡。唄の名手を唄者(うたしゃ)という。
しめん‐そか【四面楚歌】
《楚の項羽が漢の高祖に敗れて、垓下(がいか)で包囲されたとき、夜更けに四面の漢軍が盛んに楚の歌をうたうのを聞き、楚の民がすでに漢に降伏したと思い絶望したという、「史記」項羽本紀の故事から》敵に囲...
しゃ‐か【社歌】
その会社の理想や精神などを盛り込んでつくられた歌。