しけつ‐やく【止血薬】
「止血剤」に同じ。
しゃくせき‐し【赤石脂】
酸化鉄を含む陶土。漢方で止血・止瀉(ししゃ)薬などに用いる。
し‐らん【紫蘭】
ラン科の多年草。湿ったがけなどに生え、高さ約50センチ。葉は長楕円形で、互生する。初夏、紅紫色の花を開く。塊茎を漢方で白及(びゃっきゅう)といい止血薬にする。観賞用に栽培。朱蘭。《季 夏》「ゆふ...
しん‐タンポナーデ【心タンポナーデ】
二層になっている心膜の間(心膜腔)に体液や血液が大量に貯留することにより、心臓が圧迫され十分に拡張できない状態。心膜炎・心破裂・上行大動脈解離、および外傷などで起こる。心膜穿刺(せんし)などによ...
じんちゅう‐はく【人中白】
漢方で、人尿の沈殿物からとった薬の名。解毒・止血などに用いた。にんちゅうはく。
ゼラチン【gelatin】
1 動物の骨・皮などに含まれるコラーゲンを煮て水溶性たんぱく質としたもの。温湯に溶け、冷却すればゼリー状に固まる。食用のほか局所止血剤や細菌類の培養基、写真感光膜などに用い、にかわとして接着剤に...
たいしゃ‐せき【代赭石】
土状をした軟質の赤鉄鉱。顔料や研磨材に利用。また、漢方で補血・止血薬に用いる。
タンポン【(ドイツ)Tampon】
脱脂綿やガーゼを丸めて、薬剤をつけて局所に当てたり詰めたりして止血や分泌物の吸収に用いるもの。綿球。止血栓。
ターニケット【tourniquet】
止血用の圧迫帯。多く、動脈からの出血に対して用いる四肢用のバンドをいう。
ち‐がや【茅/茅萱/白茅】
イネ科の多年草。原野に群生し、高さ約60センチ。晩春、葉より先に「つばな」とよぶ円柱状の花穂をつける。根茎を漢方で茅根(ぼうこん)といい、利尿・止血薬とする。しげちがや。《季 秋》「すごすごと日...