びせい‐の‐しん【尾生の信】
《中国の春秋時代、魯の尾生という男が、橋の下で女と会う約束をして待っているうちに、大雨となって増水したが、そのまま待ちつづけておぼれ死んだという、「史記」蘇秦伝などの故事から》固く約束を守ること...
ふ‐しょうじき【不正直】
[名・形動]正直でないこと。また、そのさま。「—な人」
へい‐さ【閉鎖】
[名](スル) 1 出入り口などを閉ざすこと。「表口を—する」「国境を—する」 2 組織体がその活動や機能を停止すること。「工場を—する」「学級—」 3 内にこもって他のものの立ち入りを許さない...
へん‐こ【偏固】
[名・形動ナリ]心がかたよって、頑固なこと。また、そのさま。偏屈。「ただ無智無分別にして正直—のものなり」〈奥の細道〉
ぼく‐ちょく【朴直/樸直】
[名・形動]かざりけがなく正直なこと。すなおで素朴なこと。また、そのさま。「—な青年」
ま【真】
[名]偽りがないこと。まこと。ほんとう。真実。
[接頭]名詞・動詞・形容詞・形容動詞などに付く。 1 うそいつわりのない、本当の、などの意を表す。「—人間」「—正直」 2 純粋である、まじり...
ま‐うけ【真受け】
まに受けること。本当だと信じること。「正直な、—に受けて」〈二葉亭・浮雲〉
ま‐しょうじき【真正直】
[名・形動]少しもうそのないこと。本当に正直なこと。また、そのさま。まっしょうじき。「—な性格」「—に答える」
まじょう‐もの【真情者】
誠意のある人。正直な人。「さもしい気は微塵(みぢん)もなく、—の孝行者」〈浄・鑓の権三〉
また・い【全い】
[形][文]また・し[ク] 1 完全である。欠けたところがない。まったい。「—・き衣(みけし)のごと服(け)しき」〈記・中〉 2 無事である。まったい。「わが命の—・けむかぎり忘れめやいや日にけ...