まっ【真っ】
[接頭]《接頭語「ま」の下に促音の挿入されたもの》名詞・形容詞・形容動詞などに付いて、語勢を強める。「—ただ中」「—ぱだか」「—白い」「—正直」 [補説]「ま(真)」が摩擦音([s][f]などの...
まっ‐すぐ【真っ直ぐ】
[名・形動] 1 少しも曲がることのないこと。また、そのさま。「—な(の)線」「—に歩く」 2 寄り道などしないで、直接に目的に向かうこと。また、そのさま。「家へ—に帰る」 3 かくしだてのない...
まとうど【全人】
[名]《欠点のない完全な人の意から》正直者。律義者。「聟(むこ)殿は—ぢゃと聞いたが」〈虎寛狂・音曲聟〉
[形動ナリ]ばかなさま。ぬけているさま。とんま。「—な犬ふみつけて猫の恋/芭蕉」〈茶...
めいろく‐しゃ【明六社】
日本最初の学術団体。明治6年(1873)森有礼(もりありのり)が、福沢諭吉・加藤弘之・中村正直・西周(にしあまね)らと結成。機関誌「明六雑誌」を発行、開化期の啓蒙に指導的役割を果たしたが、明治8...
れん‐し【廉士】
無欲で正直な人。廉潔な人。
廉士(れんし)は人(ひと)を恥(は)じしめず
《「説苑」立節から》無欲で正直な人は、自分に手柄を立てさせた相手を恥ずかしめないよう、手柄を誇ったりしないものである。
れん‐ちょく【廉直】
[名・形動] 1 心が清らかで私欲がなく、正直なこと。また、そのさま。「—な心の持ち主」 2 安価なこと。また、安易なこと。また、そのさま。「—な方法を取る」
わきめ‐づかい【脇目遣い】
横目をつかって見ること。「機械(からくり)人形の立働くように律義真正直、—もなさず」〈露伴・いさなとり〉
わ‐じゅん【和順】
[名・形動] 1 気候が順調で穏やかなこと。また、そのさま。「気候—な地」 2 気質が穏やかで、おとなしいこと。また、そのさま。「特に正直にして—なるのみ」〈中村訳・西国立志編〉 3 穏やかに従...
割(わり)を食(く)・う
損をする。自分のほうに不利となる。「正直者が—・う世の中」