むしゃ‐にんぎょう【武者人形】
5月の端午(たんご)の節句に飾る武者姿の人形。兜(かぶと)人形。五月人形。《季 夏》
むしゃのこうじ‐せんけ【武者小路千家】
千家流茶道の分派の一。千宗旦の次男一翁宗守が、京都武者小路で官休庵1世を称したのに始まる。
むしゃのこうじ‐どおり【武者小路通り】
京都市上京区を東西に走る道路の呼び名。東の烏丸(からすま)通りから西の小川通りに至る、全長約500メートルの短い通り。武者小路千家の茶室(官休庵)がある。
むしゃぶり‐つ・く
[動カ五(四)]《「むさぶりつく」の音変化》夢中でしがみつく。すがりついて、離れまいとする。「母親に—・いて泣く」 [補説]「武者振り付く」とも当てて書く。
もじ‐え【文字絵】
1 文字を使って書いた戯画。「へのへのもへじ」「ヘマムショ入道」の類。 2 武者や商人などの形を文字で書き、頭・足などを絵で書き添えたもの。 3 「葦手(あしで)1」に同じ。
もの‐の‐ぐ【物の具】
1 道具。調度品。「—をだにとらず、深くかくれにけり」〈宇治拾遺・九〉 2 武具。兵具。特に鎧(よろい)をいう。また、武者がそれを身につけること。「我とおもはん者共は皆—して馳せ参れ」〈平家・二...
もの‐の‐ふ【武士/物部】
1 武勇をもって主君に仕え、戦場で戦う人。武人。武者。兵(つわもの)。もののべ。 2 (「物部」と書く)古代、朝廷に仕えた文武の官人。
野猪(やちょ)にして介(かい)するもの
《「介」は、鎧(よろい)》イノシシに鎧を着せたようなものの意で、むこう見ずな人をたとえて言う。猪武者(いのししむしゃ)。
ゆうじょう【友情】
武者小路実篤の小説。大正8年(1919)発表。一人の女性をめぐる二人の青年の恋愛と友情の葛藤(かっとう)を通し、理想主義を追求した作品。 立野信之の小説。昭和9年(1934)「中央公論」誌に...
ゆみ‐ふで【弓筆】
1 弓と筆。文武。「—の道」 2 あとにとどめておくべき武者の記録。「後記にも佳名をとどむべき—の跡なるべけれ」〈謡・八島〉