くい‐しば・る【食(い)縛る】
[動ラ五(四)] 1 歯を強くかみ合わせる。「歯を—・る」 2 我慢する。耐え忍ぶ。「いつも四角四面に—・って猥褻(みだり)がましい挙動(ふるまい)はしない」〈二葉亭・浮雲〉
くいちがいじく‐はぐるま【食(い)違い軸歯車】
平行でもなく、交差もしない二軸間に回転を伝える歯車。ウオーム歯車・ねじ歯車など。
くい‐ちぎ・る【食(い)千切る】
[動ラ五(四)]歯でかんで切り離す。かみきる。「肉を—・る」
くい‐つ・める【食(い)詰める】
[動マ下一][文]くひつ・む[マ下二] 1 借金・不品行などのために暮らしが立たなくなる。「—・めて夜逃げをする」 2 歯を食いしばる。かみしめる。「いつとなく歯を—・めて怒りておはしけるには」...
くさり‐ぐるま【鎖車】
⇒鎖歯車(くさりはぐるま)
くさり‐はぐるま【鎖歯車】
歯車の歯に鎖が一つずつはまるようになっている動力の伝導装置。また、その歯車。自転車などに使用。スプロケット。くさりぐるま。
くし‐うら【櫛占】
昔、婦人や子供が行った占いの一。黄楊(つげ)の櫛を持って辻に立ち、「あふことを問ふや夕げのうらまさにつげの小櫛もしるし見せなむ」という古歌を三度唱え、境をくぎって米をまき、櫛の歯を三度鳴らしたの...
くし‐がた【櫛形】
1 櫛のように、下部が水平で上部にゆるやかな丸みをもった山形。また、そのもの。 2 茶室などの壁に設ける、山形の出入り口。 3 木材にらせん状の溝を切り込むのに用いる鉋(かんな)の一種。刃が櫛の...
くし‐くらげ【櫛水母】
有櫛(ゆうしつ)動物の総称。体はクラゲ形で、体表に櫛の歯状の繊毛板が放射状に8本あり、運動器官となっている。フウセンクラゲ・ウリクラゲなど。
くし‐じょう【櫛状】
櫛のような形状。櫛の歯のような深い切れ込みが連続した状態。櫛歯状。しつじょう。