きゅう‐し【窮死】
[名](スル)窮迫のうちに死ぬこと。「枯野に—した先達を歎かずに」〈芥川・枯野抄〉
きゅう‐せい【急逝】
[名](スル)急に死ぬこと。急死。「—した作家を悼む」
きょうげん‐じさつ【狂言自殺】
死ぬつもりがないのに、自殺のふりをして人をだますこと。「金につまると—をして田舎の親たちを、おどかす」〈太宰・東京八景〉
きょう‐し【狂死】
[名](スル)気が狂って死ぬこと。狂い死に。
巨星(きょせい)墜(お)・つ
偉大な人物が死ぬ。「文壇の—・つ」
きり‐じに【切(り)死に/斬(り)死に】
[名](スル)切り合って死ぬこと。「大勢と渡り合って—した」
き‐ろく【鬼録】
過去帳。鬼籍。「—に登る(=死ぬ)」
ぎょく‐さい【玉砕/玉摧】
[名](スル)玉のように美しくくだけ散ること。全力で戦い、名誉・忠節を守って潔く死ぬこと。「—した守備隊」⇔瓦全(がぜん)。
くう‐ぎょ【空御】
貴人の死ぬことを敬っていう語。「—の事出で来し後」〈吾妻鏡・一九〉
くたば・る
[動ラ五(四)] 1 非常に疲れる。衰弱する。へたばる。「働きすぎて—・る」 2 「死ぬ」をののしっていう語。「あいつもついに—・ったか」