跡(あと)を隠(かく)・す
1 行方が知れないようにする。「—・す師の行き方や暮れの秋」〈蕪村句集〉 2 死骸を葬る。「我空しくなるならば、…御僧に刀脇差し参らせて、—・せ」〈仮・竹斎・下〉
い‐がい【遺骸】
死骸(しがい)。なきがら。遺体。
い‐ぶつ【異物】
1 普通とは違ったもの。違和感を与える奇異なもの。 2 体内に入ってきて、または体内に発生して、周囲の体組織になじまないもの。「目に—が入る」「腹部の—を摘出する」 3 死体。死骸(しがい)。「...
いれ‐あわ・す【入れ合はす】
[動サ下二]まぜ合わせてならす。埋め合わせる。「おのれが損は—・せ、今は銀もいらぬと言ふ」〈浄・歌念仏〉
[動サ四]
に同じ。「いっそ死骸を売って、初手の損を—・した方がよからうぞや」〈伎・...
かいよう‐さいきん【海洋細菌】
海中に生息する細菌。魚やプランクトンの死骸など有機物を炭素・窒素・燐などに分解する。また、自身が原生動物などの餌となる。
かんきょう‐ディーエヌエー【環境DNA】
生物により水・大気・土壌などに放出されたDNA。老廃物や死骸などに由来する。その分析から環境中の生物種や数を把握できるほか、感染症流行のモニタリングにも用いられる。eDNA(environmen...
がい【骸】
[常用漢字] [音]ガイ(呉) [訓]むくろ 1 骨組みだけ残った体。「骸骨/形骸・残骸」 2 死人の体。「遺骸・死骸」
げいこつせいぶつ‐ぐんしゅう【鯨骨生物群集】
深海底に沈んだクジラなどの大型海棲哺乳類の死骸を栄養源とする生物群集。酸素に乏しい環境のもと、脂肪が分解する過程で生じるメタンや硫化水素を利用する化学合成生物群集の一種と考えられている。
こつ‐がい【骨骸】
骨だけになった死骸。骸骨。
し‐かばね【屍/尸】
《「死にかばね」の意》 1 死んだ人のからだ。死骸。「野に—をさらす」「生ける—」 2 「尸冠(しかばねかんむり)」の略。