だん‐かずら【段葛】
葛石(かずらいし)を積んで一段高くつくった道。特に、鎌倉鶴岡八幡宮の参道をいう。
だん‐がえし【段返し】
地歌・箏曲(そうきょく)の合奏法の一。段合わせで合奏したあと、受け持ちを交換して、ふたたび段合わせを行うこと。
だん‐きゅう【段丘】
河岸や海岸または湖岸に沿って平坦面と急崖(きゅうがい)が階段状に配列している地形。土地の相対的隆起を示すものと考えられ、成因や分布から、河岸段丘・海岸段丘などに区分する。
だん‐ぎく【段菊】
シソ科の多年草。高さ約60センチ。全体に毛があり灰色を帯びる。9〜11月、葉の付け根ごとに数段、紫色の小花が密集して咲く。九州西部に分布。観賞用に栽培。花が葉腋(ようえき)ごとに段をなして咲くと...
だん‐ぎり【段切り】
邦楽で、1曲の最終部分。義太夫節などでは、各段の終わりの部分。また、それに伴う囃子(はやし)。だんぎれ。
だん‐ぎれ【段切れ】
⇒段切り
だん‐ぐみ【段組み】
1枚の用紙に列を分けて文字をレイアウトすること。
だん‐ぐるま【段車】
動力をベルトで伝導する装置で、直径の異なるいくつかの車を大きさの順に重ね合わせて一体とし、これにベルトを掛け換えることによって回転速度を変えるもの。
だん‐ご【段碁】
囲碁で、初段以上の技量。また、その技量のある人。
だん‐さ【段差】
1 碁(ご)・将棋(しょうぎ)・武道などの段位の差。 2 段状の高低の差。「車道と歩道との—」