けぬき【毛抜】
歌舞伎十八番の一。安田蛙文(やすだあぶん)ほかの合作。寛保2年(1742)大坂佐渡島(さどしま)座で初演の「雷神不動北山桜(なるかみふどうきたやまざくら)」の3幕目が独立したもの。小野家の錦の前...
け‐ぬき【毛抜き/鑷】
毛・とげなどをはさんで抜き取る金属製の道具。U字形で、先端がぴったり合わさるように内側に曲げてある。 [補説]作品名別項。→毛抜
けぬき‐あわせ【毛抜き合(わ)せ】
1 毛抜きの先のように、二つのものをぴったりと合わせること。 2 裁縫で、2枚の布を縫い合わせ、両方の布に縫い目から同分量のきせをかけて仕立てること。また、そのもの。 3 多色印刷で違った色を刷...
けぬき‐おや【毛抜き親】
平安時代、女児が成人の式をむかえたとき、そのまゆを抜いてやる人。
けぬき‐おんな【毛抜き女】
あちこちを渡り歩いて男をかえる妾(めかけ)。渡り妾。
けぬき‐ずし【毛抜き鮨】
握り鮨を隈笹(くまざさ)の葉で巻いて押したもの。笹巻き鮨。《季 夏》