おもい‐ちが・う【思い違う】
[動ワ五(ハ四)]「思い違える」に同じ。「らんぼうものと—・い、からめとらんとするにこそ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 [動ハ下二]「おもいちがえる」の文語形。
おもて‐さく【表作】
同じ田畑に年間2種の作物を栽培するとき、最初の、主となる作物を栽培すること。また、その作物。⇔裏作。→二毛作
お‐やぶじらみ【雄藪虱】
セリ科の二年草。野原や道端に生える。ヤブジラミに似るが、全体に赤みがかり、花は春に咲く。実は卵形でとげ状の毛が密生し、衣服にくっつく。
おやま【女形/女方/お山】
《「おやまにんぎょう」から出た語という》 1 歌舞伎のおんながた。また、操り人形の女役の人形。 2 上方で、遊女。「昼三とやらいふ—を買うたが」〈滑・膝栗毛・三〉 3 美しい女。「今の世までも眉...
おらっち
[代]《「おらたち」の音変化》一人称の人代名詞。卑俗な男性語。おれ。「ここらで出すのが、—の持ちめえだ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
オランウータン【orangutan】
《マレー語で、「オラン」は人、「ウータン」は森の意》霊長目ヒト科に分類される哺乳類の一属。スマトラオランウータンとボルネオオランウータンの2種がある。体長110〜150センチ。雄のほうが大きい。...
オランダ‐いちご【オランダ苺】
バラ科の多年草。匍匐茎(ほふくけい)で繁殖し、全体に縮れた毛が密生。葉は3枚の小葉からなり、長い柄がある。春、白い5弁花を開き、実は卵形で赤く熟し、食用。南アメリカの原産で、日本には天保年間(1...
おり‐な・い
[連語]《「おい(入)りない」の音変化。「おりゃる」の否定形》 1 「いない」の尊敬語。いらっしゃらない。「父母の—・い国へは、お帰りない法で候ふと云ふぞ」〈毛詩抄・三〉 2 「ない」「いない」...
おろ‐よ・し【疎良し】
[形ク] 1 少しよい。「—・し。少しよきをいふ」〈町人嚢・三〉 2 よくない。悪い。「あんがい—・いことぬかいてよかばいものか」〈滑・膝栗毛・八〉
おんきょう‐がいしょう【音響外傷】
非常に大きな音を聞いたあとに起こる聴覚障害。内耳の有毛細胞が障害を受け、耳鳴りや聞こえの低下などが生じる。急性音響性難聴。