あふ・れる【溢れる】
[動ラ下一][文]あふ・る[ラ下二] 1 水などがいっぱいになって外にこぼれる。「コップに—・れるほど注ぐ」「川が—・れる」「涙が—・れる」 2 人や物が入りきらないではみだす。また、入りきらな...
あん‐じゃく【暗弱/闇弱】
[名・形動]ものの道理がわからず、気力にとぼしいこと。また、そのさま。「上に立つ君は…或は—にして天職を奉ずること能わず」〈西周・百一新論〉
アーンショー‐の‐ていり【アーンショーの定理】
真空中の静電界に帯電体が置かれた場合、電気力以外の外力無しでは安定したつり合いの状態を保てないという定理。静磁界と磁性体においても成り立つ。19世紀英国の牧師、数学者、サミュエル=アーンショーが...
いき‐せい【息精】
《呼吸と精力の意》気力。意気込み。「惣々(そうぞう)の—でもお産を安うさせまする」〈浄・布引滝〉
息精(いきせい)張(は)・る
あるだけの気力を尽くす。意気込む。「そのやうに—・るは大きな毒」〈浄・歌祭文〉
いく‐じ【意気地】
《「いきじ」の音変化》事をやりとげようとする気力。
意気地(いくじ)がな・い
1 やりとげようとがんばる気力がない。「これしきで弱音をはくとは—・い」 2 だらしがない。しまりがない。「泥溝板(どぶいた)のうえに—・い下駄の音が聞えて」〈万太郎・末枯〉
いくじ‐なし【意気地無し】
[名・形動]気力がなくて、役に立たないこと。また、そういう人や、そのさま。「—な男」
いさみ【勇み】
[名・形動] 1 おとこ気に富んで、言語・動作の威勢がよいこと。また、そのような人や、そのさま。「ちょいと—な、銭遣(ぜにづかい)の奇麗な所に岡惚れして」〈木下尚江・良人の自白〉 2 いさむこと...
いん‐りょく【引力】
二つの物体が互いに引き合う力。質量をもつすべての物体の間に働く万有引力、電荷どうしの間に働く電気力、分子の間に働く分子間力などがある。⇔斥力。