なまえ‐まけ【名前負け】
[名](スル)名前がりっぱすぎて、実物が見劣りすること。「先代の名をもらって—する」 [補説]文化庁が発表した平成27年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「名前が立派で、中身が追...
はな‐じろ【鼻白】
[名] 1 魚・鳥・獣などで、鼻の先が白いこと。また、そのもの。 2 ブリの幼魚。 [形動ナリ]鼻白むさま。気後れするさま。「滝口が小股をかいて、—に押しすゑたり」〈曽我・一〉
はな‐じろ・む【鼻白む】
[動マ五(四)] 1 気後れした顔つきをする。「相手の気勢に一瞬—・む」 2 興ざめがする。「無粋な話に一同—・む」
ば‐うて【場打て】
その場の空気に圧倒されて気後れのすること。「少しも—のした容子もなく、すらりと立って」〈里見弴・多情仏心〉
ひる・む【怯む】
[動マ五(四)] 1 おじけづいてしりごみする。気後れする。「相手の剣幕に—・む」 2 手足がなえる。しびれる。「心痛く背悶(いた)むで骨—・み」〈大慈恩寺三蔵法師伝院政期点・九〉