心(こころ)知(し)・る
事情・気心・情趣などを理解する。「ひそかに—・れる人と言へりける歌」〈土佐〉
こころ‐やす・い【心安い】
[形][文]こころやす・し[ク] 1 親しみやすく気がおけない。遠慮がない。気心がわかっている。「—・い間柄」 2 気がかりなことがない。安心である。「お—・うお休みください」 3 たやすい。簡...
こと‐ごころ【異心】
1 ほかの事を思うこと。別の考え。他意。「—なくて、夜を昼になしてなむ、急ぎまかで来し」〈宇津保・吹上上〉 2 ほかの人を思う心。ふたごころ。あだしごころ。浮気心。「年ごろ—なくて過ぐし給へるな...
このみ‐ごころ【好み心】
好色な心。浮気心。すきごころ。「尽きせぬ—も見まほしうなりにければ」〈源・紅葉賀〉
しちねんめのうわき【七年目の浮気】
《The Seven Year Itch》米国の映画。1955年製作。監督はワイルダー。恐妻家の中年男性が結婚7年目にして抱いた浮気心をきっかけとする騒動を描く喜劇。
し・れる【知れる】
[動ラ下一][文]し・る[ラ下二] 1 他の人の知るところとなる。知られる。「名の—・れた人」「親に—・れては困る」 2 知ることができる。自然にわかる。判明する。「気心の—・れた人」「行方が—...
しん【心】
[音]シン(呉)(漢) [訓]こころ [学習漢字]2年 〈シン〉 1 五臓の一。心臓。「心悸・心筋・心室/腹心・狭心症」 2 こころ。精神。「心境・心魂・心情・心身・心配・心理/安心・一心・改...
つう
[感](「つうと言えばかあ」の形で)互いに気心が知れていて、ほんのわずかな言葉からでもその内容を理解できること。
つう‐かあ
《「つうと言えばかあと答える」から》互いに気心が通じ合って、ちょっと言っただけで相手の言おうとしていることがわかること。「彼とは—だ」「—の仲」
つう‐つう
[名・形動] 1 意志や気心などが互いによく通じ合っていること。また、そのさま。つうかあ。「彼とは—の仲だ」 2 情報などが筒抜けになっていること。また、そのさま。「話が他社に—になる」 [...