けい・する【慶する】
[動サ変][文]けい・す[サ変]めでたい事柄に対してよろこびの気持ちを表す。喜ぶ。祝う。「人類のため—・すべき大発見」
けい‐ふ【軽浮】
[名・形動]気持ちがうわついて落ち着きがないこと。軽佻(けいちょう)浮薄なこと。また、そのさま。「貴女の作を浅薄だの—だのと失敬だワ」〈魯庵・社会百面相〉
けが・す【汚す/穢す】
[動サ五(四)] 1 大切なもの、清らかなものをよごす。「美しい心を—・す行為」「聖地を—・す」 2 恥ずべき行為などをして名誉・誇りを傷つける。「名を—・す」 3 能力、身の程を越えた地位につ...
けしき‐だ・つ【気色立つ】
[動タ五(四)] 1 物音や話し声がして活気づく。「むこうで人々の—・つのが聞こえた」〈志賀・和解〉 2 それらしいようすが現れる。きざしが見える。「初時雨いつしかと—・つに」〈源・賢木〉 3 ...
けそう‐だ・つ【懸想立つ】
[動タ四]恋い慕う気持ちが外に表れる。色めく。「なほざりのすさびにても、—・ちたることはいとまばゆく」〈源・総角〉
けそう・ぶ【懸想ぶ】
[動バ上二] 1 恋い慕う気持ちを態度に表す。なまめいた態度をとる。けそうだつ。「はじめより—・びても聞こえ給はざりしに」〈源・夕霧〉 2 なまめかしい雰囲気になる。「灯こそいと—・びたる心地す...
けそう‐ぶみ【懸想文】
1 懸想の気持ちをつづった手紙。恋文。艶書(えんしょ)。 2 江戸時代、正月に、京都などで懸想文売りが売り歩いたお札。恋文に似せて縁起を祝う文が書いてある。これを買うと良縁が得られるとされた。
けち
[名・形動] 1 (「吝嗇」とも書く)むやみに金品を惜しむこと。また、そういう人や、そのさま。吝嗇(りんしょく)。「何事につけても—な男だ」 2 粗末なこと。価値がないこと。また、そのさま。貧弱...
けっ‐しん【決心】
[名](スル)心を決めること。考えを決めること。「やっと—がつく」「こうと—した以上は必ずやる」 [用法]決心・決意——「すべてを忘れて再出発することを決心(決意)した」「社長はA社との合併を決...
けむた‐が・る【煙たがる/烟たがる】
[動ラ五(四)] 1 煙による息苦しさを態度や表情に表す。 2 窮屈に感じたり、近づきがたく思ったりする気持ちを態度や表情に表す。「小言が多くて—・られる」