さ‐ね
[連語]《尊敬の助動詞「す」の未然形+終助詞「ね」。上代語》敬意を込めて相手にぜひそうしてほしいという気持ちを表す。…なさいね。「難波潟(なにはがた)潮干に出でて玉藻刈る海人娘子(あまをとめ)ど...
さびし・い【寂しい/淋しい】
[形][文]さび・し[シク]《「さぶし」の音変化で、動詞「寂(さ)びる」に対応する形容詞》 1 心が満たされず、物足りない気持ちである。さみしい。「—・い顔つき」「懐が—・い(=所持金が少ない)...
さぶ・し【寂し/淋し】
[形シク]《動詞「さ(荒)ぶ」の形容詞化で、「さびし(さびしい)」の古形》本来あるはずのものが欠けていて、気持ちが満たされない。心楽しくない。さびしい。「桜花今そ盛りと人は言へど我は—・しも君と...
さむ・い【寒い】
[形][文]さむ・し[ク] 1 温度の低さを不快に感じる。また、そう感じるほど温度が低い。「セーターを着ないと—・い」「冬の—・い朝」《季 冬》「塩鯛の歯ぐきも—・し魚の店/芭蕉」⇔暑い。 2 ...
サムズ‐アップ【thumbs up】
《サムは親指の意》こぶしを握り、親指を立てて上に向ける動作。欧米で賛成・同意・満足などの気持ちを表すが、中東などでは侮蔑の意味がある。
さら・す
[動サ五(四)] 1 「する」の意で、相手をののしっていうときに用いる語。しやがる。「何を—・す」 2 動詞の連用形に付いて、相手をののしる気持ちを表す。…しやがる。「とっとと消え—・せ」 [補...
さりとて‐は【然りとては】
[連語] 1 そうであっても。そうはいっても。「人しげく侍らむを、と聞こゆ。—いとおぼつかなくてやあらむ」〈源・蜻蛉〉 2 (感動・強調の気持ちを込めて)まったく。これはまた。「—一口両舌ナ者ヂ...
さわ・ぐ【騒ぐ】
[動ガ五(四)]《上代は「さわく」》 1 ㋐やかましい声や音を立てる。「子供が—・ぐ」 ㋑ざわざわと音を立てる。「白波が—・ぐ」 2 多くの人が一緒になって反対したり、要求・不平を訴えて叫んだり...
さわ‐やか【爽やか】
[形動][文][ナリ]《歴史的仮名遣いは「さわやか」とも》 1 気分が晴れ晴れとして快いさま。さっぱりとして気持ちがよいさま。「朝の—な空気」「—な人柄」《季 秋》「—に日のさしそむる山路かな/...
さん‐い【賛意】
賛成の気持ち・意志。「—を表する」