あすか‐きち【あすか基地】
南極大陸にある日本の観測基地。昭和基地の西南西約670キロメートル、クイーンモードランドの氷床上に位置する。昭和60年(1985)、第二十六次観測隊により、あすか観測拠点として建設。昭和62年(...
あつりょく‐こうばい【圧力勾配】
流体中のある点における、圧力の変化率。気象学では気圧傾度ともいう。
アデス【ADESS】
《automatic data editing and switching system》気象台から入ってくる各種の気象資料をコンピューターで編集処理し、必要な情報を再び外部に送り出すシステム。...
アメダス【AMeDAS】
《Automated Meteorological Data Acquisition System》気象庁の地域気象観測システム。日本で昭和49年(1974)から使用。全国千三百余か所に設置した...
あられ【霰】
1 雲の中で雪に微小な水滴が凍りつき、白色の小さい粒となって降ってくるもの。雪霰(ゆきあられ)と氷霰(こおりあられ)とがある。気象用語では直径5ミリ未満が霰、5ミリ以上が雹(ひょう)。《季 冬》...
アルゴ‐けいかく【アルゴ計画】
《ARGO project》全世界の海洋にアルゴフロートとよばれる約3700個もの観測機器を漂流させ、海洋の表層と水深2000メートルまでの中層の水温・塩分などをリアルタイムで測定する国際観測計...
アルゴ‐フロート【Argo float】
全世界の海洋に漂流し、海洋の表層と水深2000メートルまでの水温・塩分を測定する観測機器。世界気象機関(WMO)などが進めているアルゴ計画という国際観測計画において、中心的な役割を担っている。
アレキサンダー‐とう【アレキサンダー島】
《Alexander Island》南極大陸の南極半島西部にある島。ジョージ6世海峡によって大陸本土と隔てられる。1821年にロシアの探検隊が発見したが、当初は大陸の一部だと思われ、1940年に...
アンサンブル‐よほう【アンサンブル予報】
天気予報における数値予報の一種。観測値に基づいた初期値にわずかなばらつきを与えて複数の数値予報を行い、その平均(アンサンブル平均)を求めることで大気の状態を予測するというもの。気象庁では、5日先...
アーバン‐ベア【urban bear】
市街地に出没するクマ。 [補説]世界各地で増加しており、その原因として、気候変動や異常気象で餌が不足したためクマの行動範囲が拡大したこと、宅地開発や過疎化によりクマの生息地と市街地の距離が狭まっ...