なす‐こうげん【那須高原】
栃木県北部、那須岳南東麓に広がる高原。那珂川の支流が樹枝状の浸食谷を形成する。また、土地改良による水田が一部に見られる。観光業・酪農が盛ん。那須御用邸がある。
にほん‐のうぎょういさん【日本農業遺産】
農林水産省が、重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域を認定する制度。平成28年(2016)開始。→ジアス(GIAHS) [補説]日本農業遺産認定の24地域 ※はGIAHS(世界農業遺産)認定地岩手...
ぬまた‐ぼんち【沼田盆地】
群馬県北部に広がる盆地。赤城山・子持山・武尊(ほたか)山などに囲まれた三角形の地域。標高は約300〜500メートル。西方の利根川に片品川・蓮根川が合流する。河岸段丘が発達し、上位段丘は畑、下位段...
ぬるめ
日本の山間地や高冷地でみられる、水田のふちに設けた、冷水を温めるための水溜まりや溝。用水路から直接引水しないで、ここでいったん温めてから田に水を入れる。
のけ‐に【仰けに】
[副]あおむけに。あおのけに。「後ろの水田へ—つき倒す」〈平家・九〉
はこだて‐へいや【函館平野】
北海道南西部、渡島(おしま)半島にある平野。中心地は北斗市で、中心に大野川が流れ、その沖積平野が主で、一部に段丘地形・活断層が見られる。北海道で初めて米作の水田耕作が行われた。大野平野。
はたけ【畑/畠】
1 野菜や穀類などを作る農耕地。水田に対して、水を入れない耕地をいう。はた。 2 専門とする領域・分野。「法律—」 3 母親の腹。また、出生地。「—の違う兄弟」 [補説]「畑」「畠」は国字。
はん‐てつ【斑鉄】
土壌中の還元鉄が空気に触れて酸化し、青灰色から赤褐色になることで生じる斑紋。水田や低湿地などでみられる。
はん‐の‐き【榛の木】
カバノキ科の落葉高木。山林中の湿地に自生し、高さ約17メートル。葉は楕円形で縁にぎざぎざがある。早春、葉より先に、黒紫褐色の尾状の雄花穂と紅紫色の楕円状の雌花穂とがつく。実は小さく、松かさ状。水...
バク‐ニン【Bac Ninh】
ベトナム北部、バクニン省の都市。同省の省都。首都ハノイの北東約30キロメートルに位置する。周辺は肥沃な水田地帯であり、農産物の集散地となっている。19世紀前半、阮朝時代に築かれた星形の稜堡(りょ...