いけだ‐きかん【池田亀鑑】
[1896〜1956]国文学者。鳥取の生まれ。東大教授。平安文学、特に源氏物語の文献学的研究に業績がある。著「源氏物語大成」「伊勢物語に就きての研究」など。
いけだ‐きくなえ【池田菊苗】
[1864〜1936]化学者。京都の生まれ。東大教授。理化学研究所の創立に参画。昆布からうまみ成分のグルタミン酸ナトリウムを抽出し、「味の素」の名で商品化。
いけだ‐こ【池田湖】
鹿児島県、薩摩半島南部にあるカルデラ湖。面積11.1平方キロメートル。最大深度233メートル。湖面標高66メートル。霧島錦江湾国立公園に属する。 [補説]東に連なる鰻池や山川(やまがわ)湾などの...
いけだ‐こううん【池田好運】
江戸初期の航海学者。肥後の人。来日したポルトガル人マノエル=ゴンザロに航海術を学び、元和2年(1616)にルソン島へ渡航。生没年未詳。著「元和(げんな)航海記」など。
いけだ‐ざけ【池田酒】
江戸時代に、摂津の池田でつくられていた日本酒。伊丹酒(いたみざけ)と並んで品質のよいことで知られた。
いけだ‐し【池田市】
⇒池田
いけだ‐しげあき【池田成彬】
[1867〜1950]実業家・政治家。山形の生まれ。三井財閥の大番頭として明治・大正・昭和にわたって活躍した。日本銀行総裁・蔵相・枢密顧問官を歴任。
いけだ‐せいひん【池田成彬】
⇒いけだしげあき(池田成彬)
いけだ‐ずいせん【池田瑞仙】
[1734〜1816]江戸後期の幕府医師。周防(すおう)岩国の人。和蘭(オランダ)外科を修め、痘瘡(とうそう)の流行に際してその治療で名を挙げた。著「痘科弁要」「痘診戒草」など。
いけだ‐ずみ【池田炭】
兵庫県川西市の一庫(ひとくら)付近で作り、大阪府池田に出荷したクヌギの木炭。一庫炭。