あかまた‐くろまた
沖縄県八重山地方で、陰暦6月の豊年祭に現れる二神。また、その神を迎える行事。仮面姿の仮装者が家々を訪れ、祝福する。
あから‐おぶね【赤ら小舟】
赤く塗った舟。「沖行くや—につと遣(や)らばけだし人見て開き見むかも」〈万・三八六八〉
アガラス‐みさき【アガラス岬】
《Cape Agulhas》アフリカ大陸最南端の岬。南アフリカ共和国南部、西ケープ州にあり、この沖合がインド洋と大西洋の境界とされる。喜望峰の東南東約150キロメートルに位置する。アグラス岬。
アクアポリス
《(和)aqua(ラテン)+polis(ギリシャ)》人工の海上都市。昭和50年(1975)の沖縄国際海洋博覧会で設置された海洋浮遊構造物の名称にされた。
アクアマリン‐ふくしま
福島県いわき市にある水族館。平成12年(2000)開館。福島県沖の、黒潮と親潮がぶつかる「潮目の海」を再現する大水槽がある。正式名称、ふくしま海洋科学館。
あくた‐もくた【芥もくた】
《「もくた」は「もくず(藻屑)」が「あくた」に引かれて音変化したものという》 1 何の役にも立たない、つまらないもの。無用なもの。「何のかのいふ—を、さらりとちくらが沖へ流して」〈おらが春〉 2...
アクティウム‐の‐かいせん【アクティウムの海戦】
紀元前31年、ギリシャ北西岸のアクティウム(Actium)岬の沖で、オクタビアヌスが、アントニウスとエジプト女王クレオパトラの連合軍を破った海戦。アクチウムの海戦。
あぐう
《多く「アグー」と書く》沖縄在来種の豚。全身黒色で体長約1メートル、体重約100キログラム。島豚。→あよお
あぐに‐くうこう【粟国空港】
沖縄県島尻郡栗国村にある空港。地方管理空港の一。昭和53年(1978)開港。那覇の北西約60キロメートルにある粟国島の北東部に位置する。
あけもどろ【明けもどろ】
霜多正次の長編小説。1960年代の沖縄を描く。昭和44年(1969)から昭和45年(1970)にかけて、「民主文学」誌に連載。単行本は昭和46年(1971)刊。