さた‐なし【沙汰無し】

の解説

［名・形動］

1. １ 取り立てて問題にしないこと。不問に付すこと。「—に済ます」

1. ２ 便りや訪れのないこと。また、そのさま。無沙汰。「このところ、とんと—だ」

1. ３ 他に知らせないこと。また、そのさま。

   1. 「其の夜—に行方しらずなりにき」〈浮・一代男・三〉

1. ４ とりやめること。また、そのさま。さたやみ。

   1. 「夜ぬけの事は—にして」〈浮・織留・二〉

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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