いさ‐ご【砂/沙/砂子】
《「石子」の意》石のごく細かいもの。すな。「浜の—は金銀の」〈謡・鶴亀〉
いさご‐せんべい【沙煎餅】
小麦粉に砂糖・卵・水を加えて練ったものを、鉄板上でけし粒を振りかけて焼き上げ、角形に切った干菓子。
いさご‐むし【沙虫/石蚕】
トビケラ類の幼虫。小石や植物片などをつづって、みのむし状の巣を作り、水中にすむ。
ごかい【沙蚕】
多毛綱ゴカイ科の環形動物。体はひも状で、体長5〜12センチ。70〜130個の各環節の両側に剛毛の生えたいぼ足がある。河口や内湾の泥底にすみ、釣りのえさにする。ゴカイ科にはイトメ・ジャムシなども含...
さ【沙】
[常用漢字] [音]サ(漢) シャ(呉) [訓]すな いさご 〈サ〉 1 すな。「沙漠」 2 水で洗って適否をより分ける。「沙汰(さた)」 〈シャ〉 1 すな。「恒河沙(ごうがしゃ)」 2 ...
さ‐きん【砂金/沙金】
金鉱床が浸食されて砂粒状になった金が水に流されて、河床や海岸などの砂礫(されき)中に沈積したもの。しゃきん。→山金(やまきん) [補説]書名別項。→砂金
さきん【砂金】
西条八十の第1詩集。大正8年(1919)に自費出版。40編の詩、9編の童謡、3編の散文詩からなる。大正7年(1918)、雑誌「赤い鳥」に掲載された代表作「かなりあ」を所収。
さ‐けい【砂鶏/沙鶏】
1 ハト目サケイ科の鳥。全体に黄土色で黒い斑がある。翼が長く、短い脚には毛が生えている。ユーラシア中南部に分布。日本では迷鳥。 2 サケイ科の鳥の総称。16種がユーラシア・アフリカの砂漠・ステッ...
サゴ【(オランダ)sago】
《もとはマレー語で食料の意》サゴヤシの幹からとった、白色の米粒状のでんぷん。食用。サゴ米(べい)。 [補説]「沙穀」とも書く。
さ‐じょう【砂上/沙上】
砂の上。「—の楼閣」