くろ‐あぶら【黒油】
白髪(しらが)染めに用いた黒色の鬢付(びんつ)け油。「いればをおはぐろでごまかし、—でしらがをかくす」〈魯文・安愚楽鍋〉
くろもじ‐の‐あぶら【黒文字の油】
クロモジの枝葉からとれる精油。無色または淡黄色で芳香があり、香水・石鹸(せっけん)・化粧品などの香料に用いる。
けいしつ‐ゆ【軽質油】
ガソリン・灯油・ナフサなどが得られる、比重が小さく粘りけの少ない原油。→重質油
けいひ‐ゆ【桂皮油】
セイロンニッケイ(シナモン)などの樹皮や葉を蒸留して得られる黄色の香油。菓子・石鹸(せっけん)の香料、医薬などに使用。肉桂油。
けい‐ゆ【軽油】
1 原油を蒸留したとき、灯油と重油の間、セ氏約250〜400度の範囲で留出する油。石油発動機やディーゼル機関の燃料などに用いる。ガス油。 2 コールタールの蒸留で、セ氏約80〜180度の範囲で留...
けし‐あぶら【芥子油】
ケシの種子からとった微黄色の芳香油。食用や絵の具・石鹸(せっけん)の材料。けしゆ。
けし‐ゆ【芥子油】
⇒けしあぶら(芥子油)
けつがん‐ゆ【頁岩油】
オイルシェール(油頁岩)をセ氏350〜550度で乾留して得られる、重油に似た油。
げい‐ゆ【鯨油】
ヒゲクジラ類から採取した油。悪臭を防ぐため水素を添加して硬化油とする。
ゲラニウム‐ゆ【ゲラニウム油】
⇒ゼラニウム油