せん‐かい【泉界】
黄泉(こうせん)の世界。あの世。泉下。
せんか‐し【仙貨紙/仙花紙/泉貨紙】
1 楮(こうぞ)を原料にして漉(す)いた厚手の強い和紙。包み紙やカッパなどに用いた。天正年間(1573〜1592)伊予の人、兵頭仙貨(ひょうどうせんか)が作り出したという。 2 くず紙を漉き返し...
泉下(せんか)の客(きゃく)とな・る
《あの世を訪ねる人となる意》死ぬ。亡くなる。泉下の人となる。
せんがく‐じ【泉岳寺】
東京都港区高輪にある曹洞宗の寺。山号は万松山。開創は慶長17年(1612)、開山は門庵宗関、開基は徳川家康。寛永18年(1641)外桜田から現在地に移転。曹洞宗の江戸三か寺の一。浅野長矩(あさの...
せん‐げん【泉源】
泉のわき出るもと。転じて、物事のはじまり。みなもと。根源。「真福の—を涸竭(こかつ)せしむることゆえ」〈中村訳・西国立志編〉
せんざん‐ごりょう【泉山御陵】
京都市東山区今熊野泉山の泉涌寺(せんにゅうじ)にある陵墓の総称。四条天皇・後水尾天皇など多くの天皇の陵がある。月輪御陵(つきのわのみささぎ)。
せん‐しつ【泉質】
温泉など鉱泉の水の化学的性質。かつては塩類(えんるい)、現在はイオンによる分類が用いられる。 [補説]温泉分析書などに使用する「掲示用泉質名」は、単純温泉・二酸化炭素泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・...
せん‐しゅう【泉州】
和泉(いずみ)の異称。 中国福建省南部の港湾都市。台湾海峡に臨み、唐・宋時代から南海貿易の拠点として発展。食品加工・製薬などの工業が盛ん。2021年、「泉州 : 宋・元時代の中国における世界...
せん‐すい【泉水/前水】
庭先につくった池。また、いずみ。
せん‐せき【泉石】
泉と岩石。泉水と庭石。