ほっけ‐せんぼう【法華懺法】
法華経を読誦して罪障を懺悔(さんげ)し、後生善所を願う法要。天台宗の重要な儀式で、略式のものは日常行われる。
ぼん‐おん【梵音】
《連声(れんじょう)で「ぼんのん」とも》 1 梵天の王の声。五種清浄の音を発するという。また、仏の音声。 2 四箇(しか)の法要のとき、散華(さんげ)ののちに唱える偈頌(げじゅ)。 3 読経の声...
ぼん‐ばい【梵唄】
1 インドの詠法による歌唱。声明(しょうみょう)。 2 四箇(しか)の法要の始まりに、仏徳をたたえる特定の偈頌(げじゅ)を唱えること。
まぼろし【幻】
1 実際にはないのに、あるように見えるもの。また、まもなく消えるはかないもののたとえ。幻影。「死んだ母の—を見る」「—のようにはかない人生」 2 その存在さえ疑わしいほど、珍しいもの。「—の...
メイエ【Antoine Meillet】
[1866〜1936]フランスの言語学者。印欧語の広範な分野にわたってすぐれた業績をあげた。著「印欧語比較文法序説」「古典アルメニア語比較文法要説」など。
よう【要】
[音]ヨウ(エウ)(呉)(漢) [訓]かなめ いる もとめる [学習漢字]4年 1 求める。「要求・要請/強要・需要」 2 なくてはならぬとする。いる。「要注意/所要・必要・不要」 3 締めくく...
よしだ‐かねとも【吉田兼倶】
[1435〜1511]室町中期の神道家。本姓、卜部(うらべ)。京都吉田神社の神官。唯一神道(吉田神道)を創始。足利義政の知遇を受け、神祇伯(じんぎはく)白川家と対抗して神職界に勢力を伸ばし、全国...
わざ【業】
1 おこない。行為。所業。しわざ。「神のみ—」「人間—」 2 職業。仕事。「物書きを—とする」 3 こと。ありさま。おもむき。「容易な—ではない」「腹ふくるる—」 4 仏事。法要。「安祥寺にてみ...