ほっ‐かい【法界】
仏語。 1 意識の対象となるすべてのもの。 2 因果の理に支配される万有の総体。全宇宙。 3 一切の現象の本質的な姿。真如(しんにょ)。実相。
ほっかい‐えんぎ【法界縁起】
仏語。一切の現象が絶えず因縁によって生起すること。華厳宗で説く世界観。無尽縁起。一乗縁起。
ほうき‐じ【法起寺】
⇒ほっきじ(法起寺)
ほっき‐じ【法起寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の寺。山背大兄王(やましろのおおえのおう)が、聖徳太子の岡本宮を寺としたもの。法隆寺式の伽藍配置で、三重の塔は国宝。平成5年(1993)「法隆寺地域の仏...
ほっ‐きょう【法橋】
1 《「法橋上人位」の略》僧位の第三位。法眼に次ぐ。僧綱の律師に相当し、五位に準ぜられた。 2 中世以後、医師・仏師・絵師・連歌師などに僧位に準じて与えられた称号。
ほう‐く【法鼓】
⇒ほっく(法鼓)
ほっ‐く【法鼓】
1 仏法。仏法を説くことを、戦闘での進軍の太鼓にたとえ、法鼓をたたくという。 2 禅寺の法堂(はっとう)の北東隅に備える太鼓。
ほう‐くう【法空】
⇒ほっくう(法空)
ほっ‐くう【法空】
仏語。すべてのものは因縁によって仮に存在し、実体がないこと。ほうくう。
ほっくぎょう【法句経】
《(パーリ)Dhamma-pada真理の言葉の意》原始仏教の経典の一。原典は423編よりなる韻文形式の詩集。成立は古く、漢訳に維祇難等訳2巻などがある。