イーがたかんえん‐ウイルス【E型肝炎ウイルス】
E型肝炎の原因となる肝炎ウイルス。RNAをゲノムとするRNAウイルス。水や食物を介して経口感染する。感染は一過性で慢性肝炎には移行しないが、重症化することがある。主な流行地は東南アジア、北部・中...
ウイルスせい‐かんえん【ウイルス性肝炎】
ウイルスによって起こる肝炎。軽い発熱・だるさ・食欲不振などに始まって黄疸(おうだん)も現れるが、1か月くらいで治まる。A型・B型・C型・D型・E型が確認されている。 [補説]主に食べ物や水を介し...
うきよ‐こもん【浮世小紋】
当世風の小紋。特に、江戸時代、貞享・元禄(1684〜1704)ごろに流行した型紙小紋染めの文様。
うきよ‐ござ【浮世茣蓙】
石畳のような模様を織り出したござ。夏、敷き布団の上敷きに用いた。近世前期に流行。
うきよ‐ぶし【浮世節】
寄席演芸の一。浄瑠璃・長唄をはじめ流行歌・俗曲などいろいろの音曲を取り合わせた三味線声曲。狭義には、明治中期に立花家橘之助が創始した流派をいう。
うぐいす‐あわせ【鶯合(わ)せ】
飼育した鶯を持ち寄り、鳴き声の優劣を競うこと。中世、物合わせの一つとして流行し、近世以降も広く行われた。うぐいすかい。《季 春》
うけ‐え【有卦絵】
有卦に入った人が飾ったり、また贈られたりした縁起絵。福に通じる「ふ」の字のついた、藤・筆・瓠(ふくべ)などを描く。江戸末期に流行。
うさぎ‐ごや【兎小屋】
1 ウサギを飼うための小屋。 2 日本人の粗末な小さい家のこと。EC(ヨーロッパ共同体)が昭和54年(1979)に出した内部資料「対日経済戦略報告書」中の語rabbit hutchの訳語。以後、...
うし‐おうもの【牛追物】
鎌倉時代に流行した騎射の一。馬上から小牛を追いながら、蟇目(ひきめ)・神頭(じんどう)などの矢で射たもの。
うずら‐かご【鶉籠】
ウズラを飼うための籠。太い削り竹で目を粗く作り、屋根網を低く張った方形の籠。江戸時代、鶉合わせ用の飼育が流行し、金銀をちりばめる華美なものもあった。《季 秋》