さんがい‐るてん【三界流転】
仏語。3種の迷いの世界に生と死を繰り返すこと。三界輪廻(りんね)。
しょうじょうるてん【生々流転】
岡本かの子の長編小説。著者没後に発見された遺稿で、昭和14年(1939)「文学界」誌に発表。乞食だった父をもつ女性の波乱に満ちた人生を描く。
しょうじょう‐るてん【生生流転】
万物が限りなく生まれ変わり死に変わって、いつまでも変化しつづけること。せいせいるてん。 [補説]書名別項。→生々流転
せいせい‐るてん【生生流転】
⇒しょうじょうるてん(生生流転)
しょうじ‐るてん【生死流転】
仏語。衆生(しゅじょう)が、生死を繰り返し、はてしなく三界六道の迷界をめぐること。
ばんぶつ‐るてん【万物流転】
この世にあるあらゆるものは、絶え間なく変化してやまないということ。→パンタレイ
りゅう‐てん【流転】
⇒るてん(流転)
る‐てん【流転】
[名](スル) 1 移り変わってやむことがないこと。「万物は—する」 2 仏語。六道・四生の迷いの生死を繰り返すこと。生まれ変わり死に変わって迷いの世界をさすらうこと。「—三界中」