はな‐ごころ【花心】
1 《すぐに散ってしまうところから》移りやすい心。あだ心。浮気心。「—におはする宮なれば」〈源・宿木〉 2 華やかな心。「ひらく連中(いちざ)の—、若やぐ春の一趣向」〈人・恵の花・自序〉
はりま‐なべ【播磨鍋】
1 播磨産の銅製の鍋。熱を伝えるのがはやいという。「—買はしませ、釜も候ふぞ」〈七十一番職人歌合・上〉 2 尻の軽い浮気な女。早く煮えることを「尻が早い」にかけていう。「助平めが、—めが」〈伎・...
びわよう‐とう【枇杷葉湯】
1 乾燥したビワの葉などの煎じ汁。暑気あたりや下り腹などに用いた。京都烏丸に本舗があり、夏、江戸で、試飲させながら行商した。《季 夏》 2 《宣伝のため路上で1をだれにでも飲ませたところから》浮...
ふた‐ごころ【二心/弐心】
1 味方や主君にそむく心。裏切りの心。にしん。「—をいだく」 2 ふたりの人に同時に思いを寄せること。浮気心。「—おはしますはつらけれど」〈源・宿木〉
みず‐しょう【水性】
1 水の性質。すいせい。 2 五行(ごぎょう)を人の生年月日などに当てはめ、その水の性を受けて生まれているとすること。また、その人。 3 女性の浮気な性質。「流石(さすが)は川竹の—なる」〈逍遥...
虫(むし)が起(お)こ・る
1 子供が腹痛を起こしたり神経質になって泣いたりする。 2 欲望が生じる。「浮気の—・る」
むゆうびょうのおんな【夢遊病の女】
《原題、(イタリア)La sonnambula》ベリーニのイタリア語によるオペラ。全2幕。1831年初演。ある村娘が浮気を疑われて婚約者である若い地主に結婚を断られたが、夢遊病ゆえの振る舞いであ...
モンロー‐こうか【モンロー効果】
1 火薬による力学現象の一つ。火薬の内側に漏斗状のくぼみをつけ、そのくぼみの底から起爆させると、くぼみの内側で衝撃波が反射し、爆発力が開口部に集中する。1888年に米国の科学者チャールズ=エドワ...
よろ‐めき【蹌踉めき】
1 よろめくこと。 2 妻が夫以外の男性にときめきを感じたり、誘惑されて浮気をしたりすること。「—ドラマ」 [補説]昭和32年(1957)刊の三島由紀夫の小説「美徳のよろめき」から流行した語。
よろ‐め・く【蹌踉めく/蹣跚めく】
[動カ五(四)] 1 足どりが確かでなく倒れそうになる。よろける。「人にぶつかって—・く」 2 誘惑にのる。また、浮気をする。「人妻に—・く」 [用法]よろめく・よろける——「目まいがして一瞬よ...