アニリン【aniline/(ドイツ)Anilin】
特異な臭気をもつ無色油状の液体。空気や光に触れると褐色になる。有毒。インジゴの乾留生成物から発見された。ニトロベンゼンを錫(すず)または鉄と塩酸とで還元して得られ、合成染料の原料として重要。化学...
アネロイド‐きあつけい【アネロイド気圧計】
《aneroidは非液体の意》気圧計の一。内部を真空にした円板状の金属製容器の表面が、気圧変化によって上下するのを、てこで指針に伝える。高度計としても使用。空盒(くうごう)気圧計。
あぶら【油/脂/膏】
1 水に溶けず、水よりも軽い可燃性物質の総称。動物性・植物性・鉱物性があり、食用・灯火用・燃料用・化学工業の原料など用途が広い。 ㋐動物の肉についている脂肪分。脂身(あぶらみ)。「—の多い切り身...
アミル‐アルコール【amyl alcohol】
脂肪族飽和アルコールの一。糖分が発酵するとき、エチルアルコールとともに生じる無色の液体。フーゼル油の主成分。有毒。酢酸アミルの原料・溶剤などにする。ペンタノール。
アリル‐アルコール【allyl alcohol】
刺激臭のある無色の液体。酸化によりアクロレインになる。合成樹脂・化学薬品などの製造中間体。化学式CH2=CHCH2OH
アルコール‐おんどけい【アルコール温度計】
着色したアルコールの、温度による体積変化を利用した液体温度計。
アルドール【aldol】
アルコールとアルデヒドの両方の性質をもつヒドロキシアルデヒド。粘性の高い無味無臭の液体。ゴムの加硫促進剤や香料の原料として用いられる。示性式CH3CH(OH)CH2CHO
あわ【泡/沫】
1 液体が空気を包んでできた小さい玉。あぶく。「—が立つ」 2 口の端に吹き出る唾液(だえき)のあぶく。「—を吹く」「口角(こうかく)—を飛ばす」 3 すぐ消えるところから、はかないことのたとえ...
あわ‐ばこ【泡箱】
荷電粒子の飛跡を、液体中の小さな泡の列としてとらえる装置。素粒子研究に用いる。1952年、米国の物理学者グレーザーが発明。
あんぜん‐ピペッター【安全ピペッター】
ホールピペットを用いる際、口で吸って誤飲しないよう、ピペット上端に取り付けられるゴム製の球。ゴム球をにぎり潰して排気し、吸気弁を開いて液体を吸い上げる。