うん‐き【温気】
暑さ。特に、蒸し暑さ。「生暖い人込の—」〈荷風・すみだ川〉
うんしゅう‐みかん【温州蜜柑】
ミカンの一品種。低木で、実が大きい。種子はなく、皮は薄く、果汁が多くて甘い。現在最も多く栽培。温州橘(うじゅきつ)。
うんぜん‐だけ【雲仙岳】
島原半島中央部の活火山群。複式火山群で、最高峰は平成新山の標高1483メートル。ミヤマキリシマや霧氷がみられる。「温泉(うんぜん)岳」とも書き、また肥前風土記には「高来峰(たかぎみね)」と記され...
うんぞう‐がゆ【温糟粥／紅糟粥】
12月8日の夜、禅寺で作るかゆ。初め味噌と酒かすを入れて煮たが、のちには昆布・串柿(くしがき)・大豆粉などを入れるようになったという。臘八粥(ろうはちがゆ)。温糟。
うんめい‐でん【温明殿】
平安京内裏十七殿の一。紫宸殿(ししんでん)の北東にあり、神鏡を安置した所。この殿舎に内侍所(ないしどころ)が設けてあった。おんめいでん。
うん‐めん【温麺／饂麺】
汁で煮たうどんの一種。特に、宮城県白石市特産の「うーめん」のこと。
おん【温】
［音］オン（ヲン）（呉）（漢） ウン（唐） ［訓］あたたか あたたかい あたたまる あたためる ぬくい ［学習漢字］3年 １ あたたかい。「温気(おんき・うんき)・温室・温泉・温暖」 ２ あたた...
おん‐あんぽう【温罨法】
蒸しタオルなどで患部を温める治療法。痛みや咳(せき)を軽くしたり、痰(たん)の排出を促したりする効果がある。⇔冷罨法。
おん‐い【温位】
水蒸気を含んでいない空気の塊の圧力を断熱的に1000ヘクトパスカルまで変化させたときに、その空気が示す温度。ポテンシャル温度。
おん‐いしわた【温石綿】
⇒クリソタイル
