おん‐げん【温言】
あたたかみのある優しい言葉。「『お銀(ぎん)ちゃん!』などと—で呼留(よびと)める」〈紅葉・二人女房〉
おん‐こう【温厚】
[形動][文][ナリ]穏やかで、優しくまじめなさま。「—な人柄」「—篤実」 [派生]おんこうさ[名]
おんこ‐ちしん【温故知新】
《「論語」為政から》過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくこと。 [補説]「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」と訓読する。「温」を「あたためて」と読む説もある。なお、「温古...
おんこちしんしょ【温故知新書】
室町後期の国語辞書。3巻。大伴広公著。文明16年(1484)成立。日本最古の五十音引き辞書。節用集と共通する語も多い。
おんこ‐やき【温故焼】
岐阜県大垣市で産する陶器。江戸末期に清水平七(号、温故)が創始したとされ、ふつう、釉(うわぐすり)をかけず、赤褐色で万古焼に似ている。御勝山(おかちやま)焼。
おん‐ご【温語】
あたたかみのある言葉。ものやわらかな言葉。「—をきいた事も無い」〈二葉亭・浮雲〉
おん‐サラダ【温サラダ】
加熱した野菜にドレッシングなどをかけ、温かいまま供するサラダ。温野菜サラダ。
おん‐しっぷ【温湿布】
温湯に浸してしぼった布で患部を温める治療法。温罨法(おんあんぽう)の代表的なもの。→冷湿布
おん‐しつ【温室】
内部の温度を一定に保てるように設備した、ガラスやビニール張りの建物。《季 冬》
おんしつ‐ガス【温室ガス】
⇒温室効果ガス