ゆう【湧】
[常用漢字] [音]ユウ(呉) ヨウ(漢) [訓]わく 水がわき出る。「湧出・湧泉」 [補説]「涌」は異体字。
ゆう‐しゅつ【湧出/涌出】
[名](スル)地中から液体がわき出ること。「温泉が—する」
ゆう‐しょう【湧昇】
海で、下層の低温の水が表層に上昇する現象。海底の栄養塩類を巻き上げるので、好漁場となる。ペルー沖・カリフォルニア沖・モロッコ沖などにみられる。
ゆうしょう‐りゅう【湧昇流】
湧昇に伴ってできる海水の流れ。
ゆう‐すい【湧水】
地中から水が自然にわき出ること。また、その水。わきみず。
ゆう‐せん【湧泉/涌泉】
1 わき出るいずみ。 2 経穴(けいけつ)の一。足底の土踏まずにあり、鍼灸治療で重視される。生命力が泉のようにわく所の意。
よう‐せん【湧泉/涌泉】
⇒ゆうせん(湧泉)
ゆう‐ぜん【湧然/涌然】
[ト・タル][文][形動タリ]わき出るさま。盛んにわき起こるさま。「黄金色の紅が—として輝いた」〈倉田・愛と認識との出発〉
ゆうべつ‐がわ【湧別川】
北海道北東部を流れる川。北見山地の天狗岳(標高1553メートル)に源を発し、湧別町でオホーツク海に注ぐ。長さ87キロ。上流の河岸段丘に旧石器時代の白滝(しらたき)遺跡がある。
よう【湧】
⇒ゆう