くず‐ゆ【葛湯】
葛粉に砂糖をまぜ、熱湯を注いでかきまぜた食べ物。《季 冬》「うすめても花の匂の—かな/水巴」
こし‐ゆ【腰湯】
たらいなどに入れた湯に腰から下だけつかること。座浴。「—を使う」
こつ‐ゆ【骨湯】
煮魚や焼き魚の骨を熱湯に浸し、醤油(しょうゆ)や塩で味をつけて飲むもの。
さいこ‐とう【柴胡湯】
漢方で、柴胡を主剤とした煎(せん)じ薬。解熱、鎮痛薬などとして用いる。
さか‐ゆ【酒湯】
「ささゆ」に同じ。
さくら‐ゆ【桜湯】
塩漬けにした桜の花に熱湯を注いだ飲み物。婚礼などのめでたい席で茶の代わりに用いる。《季 春》
ささ‐ゆ【酒湯/笹湯】
江戸時代、疱瘡(ほうそう)が治ったあとの子供に浴びさせた、酒をまぜた湯。また、その湯を浴びること。笹の葉を湯に浸してふりかけたともいう。さかゆ。
さし‐ゆ【差(し)湯】
[名](スル)湯をさし足すこと。また、その湯。茶の湯では、少ない湯で点てた茶に湯をさし足すこと。「洗面器の湯に—する」
サムゲ‐タン【参鶏湯】
《(朝鮮語)》朝鮮料理の一。内臓を取った鶏の腹の中に、ニンニク・ナツメ・朝鮮人参・もち米を詰め、ゆっくりと煮た料理。
さ‐ゆ【白湯/素湯】
真水を沸かしただけの湯。