きみ‐ず【黄身酢】
水ときした葛粉(くずこ)にだし汁を加え、卵黄を混ぜて湯煎(ゆせん)し、裏ごしして適量の酢を加えたもの。魚介や野菜のあえ物やかけ酢に用いる。
きみ‐ずし【黄身鮨】
卵黄に甘酢を加え、湯煎(ゆせん)してねり上げたり炒(い)りつけたりしたものを、飯の代わりに小さく握って白身魚などをのせた鮨。
きめ‐どころ【決め所/極め所】
1 物事の決着をつけるのに都合のよい箇所。また、その時機。「ここが勝負の—だ」 2 要所。急所。「湯風呂に長入りして磨けども、—を知らぬゆゑ、結句ただれたやうにてむさくろし」〈浮・敗毒散・一〉
きゃく‐とう【脚湯】
両足だけを湯にひたしてあたためる温浴法。また、その湯。あしゆ。
きゃしゃ‐あそび【花車遊び】
風流な遊び。和歌・連歌・能楽・茶の湯・香道・鞠(まり)など。「歌に心をなし、世にある—をつくし」〈浮・置土産・四〉
きゅう‐す【急須】
[名]《もと中国で、酒の燗(かん)をした注ぎ口のある小鍋》湯をさして茶を煎(せん)じ出すのに用いる、取っ手のついた小さい器。きびしょ。茶出し。 [名・形動]急場のときに必要なこと。また、その...
きゅうすけ【久助】
1 「久三郎(きゅうざぶろう)」に同じ。「それ—は湯をわかせ」〈滑・膝栗毛・五〉 2 《「久助葛(くず)」の略》吉野葛(よしのくず)。
きゅう‐とう【給湯】
[名](スル)湯を供給すること。「各部屋に—する」「—設備」
きょうかん‐じごく【叫喚地獄】
八大地獄の第四。殺生・偸盗(ちゅうとう)・邪淫(じゃいん)・飲酒をした者が落ち、熱湯や猛火の中で苦しめられ、泣きさけぶ所という。
きょうせい‐ついじゅく【強制追熟】
[名](スル) 1 完熟する前に収穫した果物などを、エチレンガスを用いて人為的に追熟させること。→自然追熟 2 梅干しを作る際に、梅の実を短時間熱湯に浸すことで、熟した実のように果肉や皮をやわら...