なかいけみ‐しっち【中池見湿地】
福井県敦賀市にある湿地。三方を山に囲まれ、多種多様な動植物が見られる。地下には40メートルにおよぶ、10万年の気候変動を記録した泥炭埋積物が確認されている。面積0.87平方キロメートル。平成24...
なかま‐がわ【仲間川】
沖縄県、西表(いりおもて)島南部を流れる川。浦内川に次ぐ島内第2の川。南部の山地に源を発して東流し、大富(おおとみ)付近で太平洋に注ぐ。長さ約12.3キロ。河口から2キロメートルの右岸山域に、国...
ニッパ‐やし【ニッパ椰子】
《nipa》ヤシ科の常緑低木。葉は羽状に裂けていて、地際から出る。褐色の卵形の大きな実が多数なり、食用。花柄の液を砂糖の原料にし、葉を屋根を葺(ふ)くのに用いる。インドからオーストラリアにかけ、...
ぬか‐か【糠蚊】
双翅(そうし)目ヌカカ科の昆虫の総称。体長約1ミリ、黄褐色。他の昆虫から吸血したり花から蜜を吸ったりする種もあるが、人畜から吸血する種も多い。寒地や湿地に多く、薄明・薄暮に活動。めまとい。まくな...
ぬた‐がわ【沼田川】
広島県中央南部を流れる川。東広島市北西の鷹ノ巣山(標高922メートル)の南方に源を発し、三原市で瀬戸内海に注ぐ。長さ48キロ。中流部は吉備(きび)高原を浸食して峡谷をつくり、下流部は沖積平野が発...
ぬま‐がや【沼茅/沼萱】
イネ科の多年草。湿地に群生し、高さ約1メートル。根茎は短く、葉は線形。8〜10月、淡紫緑色の穂を円錐状につける。
ぬま‐すぎ【沼杉】
ヒノキ科の落葉高木。高さ25〜50メートル。湿地では、根回りの地上に呼吸根を出す。樹皮は赤褐色か灰褐色で、繊維状にはげる。葉は線形で羽状に並び、秋に褐色に色づいたのち、枝とともに落葉。北アメリカ...
ぬま‐だいこん【沼大根】
キク科の多年草。暖地の湿地や水辺に生え、高さ30センチから1メートル。葉は対生し、長卵形。秋、白い頭状花をまばらにつける。
ぬま‐とらのお【沼虎の尾】
サクラソウ科の多年草。湿地に群生し、高さ40〜70センチ。葉は長楕円形で、互生する。夏、茎の先に総状に多数の白い小花が密生して咲く。ぬまはぎ。
ぬめり‐ぐさ【滑草】
イネ科の一年草。湿地に生え、高さ30〜40センチ。葉は線形で、もむと粘液が出てぬるぬるする。秋、円柱状の暗紫色の穂を出す。《季 秋》