せっ‐た【雪駄/雪踏】
《「せつだ」とも。「せきだ(席駄)」の音変化。もと「むしろ(席)の履物」の意で、「雪駄」は当て字》竹皮草履(ぞうり)の裏に革をはった履物。底が痛みにくく、また、湿気が通らない。千利休が工夫したと...
ソルダー‐レジスト【solder resist】
半導体集積回路やプリント基板などに用いる絶縁性の薄膜。不必要な部分にはんだ(ソルダー)が付着することを防止し、ほこりや湿気から回路を保護する役割をもつ。
たい‐しつ【耐湿】
湿気に対して強いこと。湿気にあっても変質しにくいこと。「—性」
たか‐くら【高倉】
建物の床を高くし、柱で支える構造の倉。ネズミの害や湿気などを防ぐ。現在でも奄美群島や東南アジアなどにみられる。
たけのこ‐づゆ【筍梅雨】
《伊勢・伊豆地方の船乗りの言葉から》たけのこの出る陰暦4、5月ごろに吹く南東風のこと。湿気が多く、雨を伴うことが多い。筍流し。《季 夏》
た‐しつ【多湿】
[名・形動]湿気が多いこと。湿度が高いこと。また、そのさま。「高温—な(の)土地」
だいもんじ‐そう【大文字草】
ユキノシタ科の多年草。山地の湿気のある岩に生え、高さ10〜30センチ。葉は手のひら状に浅く裂ける。夏から秋に、白い5弁花をつけ、3弁は小さく、2弁は長いので「大」の字に似る。《季 秋》「鐘釣の—...
だんしつ‐りゅう【暖湿流】
暖かい湿った空気の流れ。日本では梅雨前線の時期や、台風または低気圧の通過に伴って南側から大気下層に暖湿流が流れ込み、豪雨の原因となる。しばしば舌状の形で進入するため、湿舌とも呼ばれる。湿暖流。暖...
チオりゅうさん‐ナトリウム【チオ硫酸ナトリウム】
亜硫酸ナトリウムに硫黄を加えて得られる結晶。五水和物は俗にハイポと呼ばれ、無色の柱状結晶で、湿気によって風解または潮解する。写真の定着液や、水道水の塩素を除くのに使用。化学式Na2S2O3 チオ...
ちゃ‐ばこ【茶箱】
1 葉茶を運送・貯蔵するのに用いる大形の木箱。湿気を防ぐため、内側にブリキや渋紙などをはる。 2 旅行や野点(のだて)などのとき、茶道具一式を入れて持ち運ぶための箱。