てき【滴】
[常用漢字] [音]テキ(漢) [訓]しずく したたる 1 点々としたたり落ちる水。しずく。「一滴・雨滴・硯滴(けんてき)・残滴・水滴・点滴・余滴」 2 したたる。「滴下」
てき‐か【滴下】
[名](スル)液体がしずくとなって落ちること。また、しずく状にして落とすこと。「スポイトで—する」
てっ‐か【滴下】
⇒てきか(滴下)
てきか‐ろうと【滴下漏斗】
試薬などの液体を少量ずつ滴下させるための漏斗。ふつう分液漏斗が用いられる。
てき‐ざい【滴剤】
微量で効果があらわれるため、用量を滴数で示す薬液。
てきすう‐けい【滴数計】
液体の表面張力を測定する装置。試料の液体が入った細管の先から落ちる液滴を数え、水などの既知の液体と比較して測定する。測滴計。
てきちゅう‐るい【滴虫類】
⇒繊毛虫(せんもうちゅう)
てき‐てい【滴定】
容量分析の際の操作。ふつう、濃度のすでにわかっている標準溶液をビュレットから試料溶液に滴下し、反応に必要な滴下量から試料溶液の濃度を計算で求める。
てき‐てき【滴滴】
[名] 1 水などのしたたり。点々と落ちるしずく。「乳の如き—春潮に融けて流る」〈蘆花・自然と人生〉 2 点々とあるようす。「大きな銀杏に墨汁を点じた様な—の烏が」〈漱石・野分〉 [ト・タル...
てき‐びん【滴瓶】
化学実験で、液体試料を入れ、少量ずつ滴下させる小瓶。