いっ‐てん【一点】
1 一つの点。一つの場所。「平面上の—」「壁の—を見つめる」 2 わずかなこと。ほんの少し。「—のかげりもない」 3 競技やゲームの一得点。 4 作品や品物の一つ。「佳作—」 5 昔、漏刻(ろう...
おんよう‐りょう【陰陽寮】
律令制で、中務省(なかつかさしょう)に属し、陰陽道のことをつかさどった役所。陰陽博士・暦博士・漏刻博士などが配属された。うらのつかさ。おんようのつかさ。おんみょうりょう。
きゅう‐ろう【宮漏】
宮中にあった水時計。→漏刻
こく【刻】
1 きざむこと。彫りつけること。 2 (「剋」とも書く)旧暦の時間および時刻の単位。漏刻の漏壺(ろうこ)内の箭(や)に刻んである目盛りから。 ㋐一昼夜を48等分した一。一時(いっとき)の4分の1...
こく【刻】
[音]コク(呉)(漢) [訓]きざむ [学習漢字]6年 1 刃物で切れ目を入れる。きざむ。「刻印/印刻・陰刻・彫刻・篆刻(てんこく)」 2 版木に彫る。書物を刊行する。「板刻・復刻・覆刻・翻刻」...
こく‐ろう【刻漏】
水時計。漏刻。
さ‐ろう【砂漏】
砂を使った漏刻。砂時計。
し‐しん【司辰】
漏刻博士(ろうこくはかせ)の唐名。
しゅしん‐ちょう【守辰丁】
律令制で、陰陽寮(おんようりょう)の職員。漏刻の番をし、鐘を鳴らして時刻を知らせた。時守(ときもり)。
たいとう‐れき【大統暦】
中国、明代の1368年、漏刻博士元統が元の授時暦に基づいて作った暦。二百数十年にわたって施行された。日本でも貞享元年(1684)に採用されたが、わずか半年で渋川春海の貞享暦に代えられた。