きゅう‐ちょう【急潮】
1 流れの速い潮流。 2 太平洋岸で、外洋水が沿岸に押し寄せる現象。冬季、沖合を低気圧が通過するときに起こることが多く、相模湾・駿河湾ではブリの大漁をもたらす。
ぎゃく‐ちょう【逆潮】
船の進行方向または風向きと反対方向に流れる潮流。⇔順潮。
くろ‐しお【黒潮】
フィリピン東方海域より発し、台湾と石垣島との間を通り、吐噶喇(とから)海峡を抜け、本州の南岸沿いに東方に流れる暖流。日本近海における最大の海流で、一部は対馬(つしま)暖流となる。高温で塩分が多く...
けん‐ちょう【検潮】
潮の干満による海面の高低の変化を調べること。
こう‐ちょう【紅潮】
[名](スル) 1 顔に血が上って赤みを帯びること。「ほおを—させる」 2 夕日や朝日に映えて、また赤潮などで、赤く見える海の波。
こう‐ちょう【高潮】
[名](スル) 1 潮が満ちて、海面が最も高くなった状態。満潮。⇔低潮。 2 物事の勢いや調子が極度にたかまること。また、そのたかまりの頂点。絶頂。「選挙戦が—に達する」「気運が—する」「最—」...
こくちょう【黒潮】
徳冨蘆花の小説。明治36年(1903)刊。藩閥政治に反抗する旧幕臣を主人公に、当時の上流社会の腐敗と堕落とを描く。未完。
こ‐しお【小潮】
潮の干満の差が最も小さいこと。また、その日。上弦または下弦の月のころに起こる。⇔大潮。
こみさか‐しお【込(み)逆潮】
込み潮と逆潮とが入りまじった潮流。
こみ‐しお【込(み)潮】
沖から海岸のほうに向かって流れてくる潮流。