むろつ【室津】
兵庫県西部、たつの市の地名。播磨灘(はりまなだ)に臨み、古くは瀬戸内海航路の要港として繁栄し、五泊の一に数えられた。むろのつ。室の浦。
めぎ‐しま【女木島】
香川県高松市の北方、備讃(びさん)諸島東部にある島。面積2.7平方キロメートル、周囲8.9キロメートル、最高点は216メートル。平地は少なく、麦・野菜などの畑作と沿岸漁業が行われている。かつて海...
やない【柳井】
山口県南東部の市。瀬戸内海に面し、商業港として発達。エレクトロニクスや機械工業が行われる。刺身用の甘露醤油を特産。人口3.5万(2010)。
らい【瀬】
[常用漢字] [音]ライ(呉)(漢) [訓]せ 〈ライ〉水の流れの浅い所。流れの急な所。「急瀬(きゅうらい)」 〈せ〉「瀬戸/浅瀬・川瀬・早瀬」
らかん‐ざん【羅漢山】
山口県・広島県の県境にある山。山口県岩国市と広島県廿日市(はつかいち)市にまたがり、標高1109メートルの独立峰。山頂は平坦で、北に西中国山地を南に瀬戸内海を望むことができ、晴れた日には四国山地...
れんじし【連獅子】
歌舞伎舞踊。長唄。河竹黙阿弥作詞。能「石橋(しゃっきょう)」の小書(こがき)にある白頭と赤頭の親子の獅子の舞を歌舞伎に移したもの。2世杵屋勝三郎作曲の通称「馬場連」と3世杵屋正次郎作曲の通称「瀬...
わいた
東北方から急に吹く暴風。漁師の間で恐れられる。伊豆より西の太平洋岸、瀬戸内・山陰などで言われるが、方位は地方によって少しずつ異なる。
わ‐こう【倭寇/和寇】
13世紀から16世紀にかけて、朝鮮および中国大陸沿岸に出没し、略奪行為や密貿易を行った海賊集団に対する朝鮮・中国側の呼称。15世紀までの前期倭寇は瀬戸内海・北九州を本拠とした日本人が多かったが、...
わしゅう‐ざん【鷲羽山】
岡山県倉敷市、下津井岬の南東部にある山。標高133メートル。名勝地。付近に瀬戸大橋の起点がある。
わたつみ‐じんじゃ【海神社】
神戸市垂水(たるみ)区にある神社。祭神は底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)・中津綿津見神・上津綿津見神の3柱の海神。瀬戸内海の舟運守護神として崇敬される。かいじんじゃ。