みこ‐あいさ【巫女秋沙】
カモ科アイサ属の鳥。全長44センチくらい。雄は全身ほぼ白色で、背や目先部分が黒く、俗にパンダガモともよぶ。雌は頭の上半分が褐色、下半分が白色で、背は灰褐色。ユーラシア大陸北部に分布し、日本では主...
みしま‐おこぜ【三島鰧/三島虎魚】
スズキ目ミシマオコゼ科の海水魚。泥底にすむ。全長約30センチ。頭と胴は太くて縦扁し、両眼は上面に、腹びれはのどの下にある。体色は灰色で、背側に褐色の網状紋がある。本州中部以南に分布。
みしま‐で【三島手】
高麗茶碗(こうらいぢゃわん)の一。灰色の素地(きじ)に細かい文様を縄状に型押しし、その部分に白土を象眼したのち透明な釉(うわぐすり)をかけて焼いたもの。この文様を三島暦の仮名に見立てての名称で、...
みじん‐こっぱい【微塵骨灰】
《「こっぱい」は「こはい(粉灰)」の音変化》微塵を強めていう語。こなみじん。こっぱみじん。→骨灰
みずなぎ‐どり【水薙鳥】
1 ミズナギドリ目ミズナギドリ科の海鳥の総称。上面が黒や灰色で腹部が白色のものが多い。翼は細くて長く、風を利用して水をなぐように滑空する。約60種があり、繁殖期以外は海洋で生活。オオミズナギドリ...
みっかび‐じん【三ヶ日人】
昭和34年(1959)静岡県の三ヶ日町(現在の浜松市の一部)の石灰岩採石場で発見された化石人骨。すべて破片であるが、成人男性で身長150センチと推定される。発見当時、更新世後期のものと考えられた...
みね【美祢】
山口県西部の市。近世は市場町、明治期から大嶺(おおみね)炭田の開発で発展した。石灰岩・大理石を産し、セメント工業が盛ん。平成20年(2008)に美東町・秋芳町と合併。人口2.9万(2010)。
みやま‐がらす【深山鴉】
カラス科の鳥。全長47センチくらい。全身黒色で、くちばしの基部は皮膚が裸出して灰白色。ユーラシア大陸に分布。日本では冬鳥として九州西部に渡来。やまがらす。
ミュンスターバーグ‐さくし【ミュンスターバーグ錯視】
《Münsterberg illusion》錯視の一つ。直線の上下に白と黒の正方形を互い違いにずらして並べたとき、直線が傾いて見えること。ドイツ出身の医者・心理学者ミュンスターバーグが発表。この...
みょうばん‐せき【明礬石】
カリウムとアルミニウムの含水硫酸塩鉱物。白色または灰・桃色で、ガラス光沢がある。六方晶系。火山岩が変質した所に多く、繊維状・塊状で産出する。カリ肥料の原料。