ぼうちょう‐ざい【膨張剤】
パンや菓子などの生地に混ぜ、気泡をつくって多孔性にするために用いられる食品添加物。発酵によって膨張させるイーストのほか、化学的に膨張させる炭酸水素ナトリウム(重曹)、炭酸マグネシウムなどがある。...
ぼた
炭鉱で選炭したあとの廃石や質の悪い石炭。特に九州地方を中心に用いられる語。
ぼた‐やま【ぼた山】
炭鉱で、ぼたを積み上げた山。
ボットロプ【Bottrop】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ルール地方の工業都市で、19世紀後半より石炭採掘で発展。プロスペルハニエル炭坑は良質な無煙炭を産したが、2018年に閉山した。ボトロップ。
ボトリオコッカス【Botryococcus】
淡水性の緑藻の一種。光合成により二酸化炭素を吸収し、重油とほぼ同じ性質を持つ炭化水素を生産する。バイオ燃料の原料として注目されている。ボツリオコッカス。
ボルクタ【Vorkuta/Воркута】
ロシア連邦北西部、コミ共和国の都市。ウラル山脈西部、ボルクタ川沿いにあり、北極圏に位置する。1930年代に強制収容所が置かれ、ペチョラ炭田の主要な採炭地の一つになった。
ボワ‐デュ‐カジエ【Bois du Cazier】
ベルギー西部、エノー州の都市シャルルロアの南郊にある鉱山跡。19世紀から石炭の採掘がはじまり、19世紀後半から20世紀前半の設備が多く残る。1956年に大規模な鉱山事故が起こり、262名もの死者...
ボワ‐デュ‐リュック【Bois du Luc】
ベルギー西部、エノー州の都市ラ‐ルビエールの西郊にある鉱山跡。ヨーロッパ最古の炭鉱として知られ、1970年代まで操業が続いた。各種プラント設備のほか、労働者のための住宅や病院の遺構がある。201...
ボーア‐こうか【ボーア効果】
生体組織内の二酸化炭素の量に応じて赤血球のヘモグロビンの酸素解離曲線が移動する現象。ヘモグロビンは組織内が酸性になると酸素を離し、肺などの二酸化炭素が少ない環境になると、酸素と結合しやすくなる。...
ボーフム【Bochum】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州、ルール工業地帯を代表する工業都市。産業革命期に炭鉱の町として発展したが、1970年代に大部分の炭鉱が閉鎖。その後、自動車工業や金融業の誘致、大学の...