かわし【為替】
《為替を組む意の動詞「為替(かわ)す」の連用形から》中世、「かわせ(為替)」のこと。
かわせ【為替】
《中世に用いられた「かわし(為替)」の音変化》 1 遠く隔たった者の間に生じた金銭上の債権・債務の決済または資金移動を、現金の輸送によらずに行う仕組み。現在では、内国為替と外国為替、送金為替と取...
かわせあんてい‐しきん【為替安定資金】
⇒為替平衡資金(かわせへいこうしきん)
かわせ‐かいにゅう【為替介入】
国や地域の通貨当局が、自国通貨の為替相場を安定させるために、外国為替市場で通貨を売買すること。日本の場合、財務大臣の指示に基づいて日本銀行が実務を遂行する。一つの国・地域が単独で実施する場合を単...
かわせ‐かんさんひょう【為替換算表】
為替取引業務を迅速・正確に行うため、為替相場に基づいて計算した自国通貨と外国通貨との換算額を表にまとめたもの。
かわせ‐かんり【為替管理】
国際収支の均衡と外国為替相場の安定を目的として、政府が外国為替取引に直接制限を加えること。
かわせかんり‐ほう【為替管理法】
「外国為替及び外国貿易管理法」の略。
かわせ‐ぎん【為替銀】
江戸時代、為替の取組のために支払われた金銀。為替金。かわしぎん。
かわせ‐ぎんこう【為替銀行】
「外国為替公認銀行」の略。
かわせ‐さいてい【為替裁定】
為替相場が世界各地の市場によって異なるのを利用して、その差益を収得すること。この取引が各地の為替相場を平均化することになる。為替裁定取引。