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辞書
む‐し【無始】
万象は因縁で成り立っていて、因をいくらさかのぼっても果てしがなく、始めがないこと。転じて、無限に遠い過去。大昔。「—よりこのかた生死に流転するは」〈宇治拾遺・一〉
むし‐こうごう【無始曠劫】
始めがわからないほどの遠い過去。「妻子といふものが、—よりこのかた生死に流転するきづななるがゆゑに」〈平家・一〇〉
むし‐むしゅう【無始無終】
始めもなく、終わりもないこと。真理または輪廻(りんね)の無限性をいう語。
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