ライト‐センサス【light census】
夜間に林道や農道を車で低速走行しながら、前方と左右をライトで照射し、哺乳動物の姿や目の反射をもとに種類・頭数を調査する方法。野生のシカ・イノシシ・ツキノワグマの生息数や分布の把握などに利用される。
ラウエ‐はんてん【ラウエ斑点】
単結晶にX線を照射し、回折像を撮影したときの写真にみられる黒い斑点群。結晶の格子面で特定の波長のものが回折され、対称的な配列を示す。1912年にラウエが発見。
ラジオフォトルミネセンス【radiophotoluminescence】
ルミネセンスの一種。銀イオンを含むリン酸ガラスに放射線を照射した後、波長300〜400ナノメートルの紫外線を照射して励起すると、蛍光を発する現象。放射線の線量を計測する蛍光ガラス線量計に利用され...
リニアック【linac】
線形加速器。特に、医療用のもの。X線や電子線の出力が大きく、短時間の照射で広く行えるので、癌(がん)などの治療に使用。ライナック。「—グラフィー」
りめんしょうしゃがた‐シーモスイメージセンサー【裏面照射型CMOSイメージセンサー】
CMOSを用いたイメージセンサー(撮像素子)。従来の受光部と配線層の表裏を逆にし、配線層が入射光の妨げにならないよう配置したもの。素子の面積が同じでもより多くの光を受け取れるため、高感度化、低ノ...
りめんしょうしゃがた‐シーモスセンサー【裏面照射型CMOSセンサー】
⇒裏面照射型CMOSイメージセンサー
りゅうしせん‐ちりょう【粒子線治療】
粒子線を癌(がん)の病巣に狙いを定めて照射する治療法。陽子を用いる陽子線治療や、水素より重い炭素などのイオンを用いる重粒子線癌治療などがある。X線やガンマ線に比べ体内の深部に到達し、停止する直前...
レジスト【resist】
可視光・紫外線・X線・電子線などを照射すると変成する素材。照射された部分のみ、耐薬品性の硬膜をつくったり、逆に薬品に溶けやすくなったりする。半導体集積回路やプリント基板などの作製に用いられる。→...
レントゲン【roentgen】
1 X線・γ(ガンマ)線の照射線量の単位。1レントゲンは、1気圧でのセ氏零度の空気1立方センチ内において1CGS静電単位の正負イオン対を生じさせるときの照射線量。電気量でいえば、2.58×10−4...
レーザー‐アブレーション【laser ablation】
強いレーザー光を固体表面に照射し、局所的に高温となった表面層が蒸発することで、原子、分子、プラズマ、およびそれらのクラスターが飛散する現象。質量分析や蒸着などに利用される。レーザースパッタリング。