じゅく・す【熟す】
[動サ五]「じゅく(熟)する」(サ変)の五段化。「さくらんぼの—・すころ」「まだ機が—・さない」 [動サ変]「じゅく(熟)する」の文語形。
じゅく‐すい【熟睡】
[名](スル)ぐっすりとよく眠ること。熟眠。うまい。「—したので寝起きがいい」
じゅく・する【熟する】
[動サ変][文]じゅく・す[サ変] 1 果実などが十分に実る。うれる。「桃の実が—・する」 2 ある物事をするのに、ちょうどよい時期になる。また、ととのって十分な状態になる。「機が—・するのを待...
じゅく‐せい【熟成】
[名](スル) 1 成熟して十分なころあいに達すること。「機運が—する」 2 魚肉・獣肉などが酵素の作用により分解され、特殊な風味・うまみが出ること。発酵を終えたあとそのままにし、さらに味をなら...
じゅくせい‐にく【熟成肉】
うまみを凝縮させるために一定期間貯蔵させた肉。製造方法として、風を当てて乾燥させるドライエージングと、真空包装して貯蔵するウエットエージングがある。
じゅく‐たつ【熟達】
[名](スル)熟練して上達すること。「機械操作に—する」
じゅく‐だん【熟談】
[名](スル) 1 納得がいくように十分話し合うこと。「—して決める」 2 話し合って紛争などの折り合いをつけること。示談。和談。
じゅく‐ち【熟地】
1 よく様子を知っている土地。 2 肥沃な土地。〈日葡〉
じゅく‐ち【熟知】
[名](スル)細かなところまでよく知っていること。詳しく知っていること。「—の間柄」「その件ならすでに—している」
じゅく‐つう【熟通】
詳しくその事柄に通じていること。精通。