あしょうさん‐ナトリウム【亜硝酸ナトリウム】
硝酸ナトリウムを熱分解して得られる無色の結晶。水に溶けやすい。アゾ染料の製造や食品添加物などに利用。化学式NaNO2
イソプレン【isoprene】
天然ゴムを熱分解すると得られる無色、揮発性の液体。重合させてポリイソプレンとし合成ゴムを作る。化学式CH2=C(CH3)CH=CH2
いっさんか‐なまり【一酸化鉛】
黄色または赤色の鉛の酸化物。酸にもアルカリにも溶ける。融解した鉛に空気を吹き込むか、硝酸鉛などを熱分解して作ったものは黄色で、金密陀(きんみつだ)とよばれ、これを融解して冷却したものは橙赤色で、...
オイルガス【oilgas】
原油、または重油・ナフサなどを熱分解して得られるガス。都市ガスに用いる。油ガス。石油ガス。
かがくきそう‐せいちょうほう【化学気相成長法】
原料を含む混合ガスを加熱した基板の上に流し、熱分解などの化学反応によって表面に結晶や非晶質の薄膜を蒸着させる方法。半導体素子の製造過程において、絶縁体や金属などの薄膜を形成するのに欠くことのでき...
かん‐りゅう【乾留/乾溜】
[名](スル)固体の有機物を、外気を遮断して加熱分解し、揮発成分と不揮発成分とに分ける操作。石炭乾留・木材乾留など。
カーボン‐ブラック【carbon black】
黒色の非常に細かい炭素の粉末。天然ガス・油・タールなどを不完全燃焼または熱分解させて製する。ゴムの補強剤として多用されるほか、印刷インキ・乾電池・墨の原料などにする。
クラッキング【cracking】
1 硬いものが折れたり割れたりすること。また、そうしてできた割れ目。 2 石油精製などで、沸点の高い重質石油を、熱分解あるいは接触分解によって、ガソリンなどの軽質石油にすること。 3 コンピュー...
クラッキング‐ガス【cracking gas】
熱分解によるクラッキングの過程で得られるガス。
じこはんのうせい‐ぶっしつ【自己反応性物質】
消防法の別表第一で危険物として第5類に分類されるもの。固体または液体であって、爆発の危険性を判断するための政令で定める試験において政令で定める性状を示すものまたは加熱分解の激しさを判断するための...