むろ‐の‐やしま【室の八島】
《「八島」は釜の意》古代の占いの一。除夜にかまどを祓い清めて、その灰の状態で翌年の吉凶を占ったもの。
栃木市惣社町にあった下野(しもつけ)の国の総社、大神(おおみわ)神社。そこにある池からは...
め【芽】
1 植物の種子から最初にもえ出す茎・葉。また、茎・葉などが未発達の状態にあるもの。生じる位置により定芽・不定芽に、展開後の器官により葉芽・花芽・混合芽に、形成時期などにより夏芽・冬芽などに分けら...
めいきょう‐しすい【明鏡止水】
《「荘子」徳充符から》曇りのない鏡と静かな水。なんのわだかまりもなく、澄みきって静かな心の状態をいう。「—の心境」
めかし・い
[接尾]《形容詞型活用[文]めか・し(シク活)》名詞や形容詞・形容動詞の語幹に付いて、そのような状態を呈している意を表す。…のようにみえる。…らしい。「なま—・い」「人—・い」「古—・い」
メカノケミストリー【mechanochemistry】
機械的エネルギーによって変化する固体物質の性質に関する化学。摩擦・圧縮・延伸などの力が加わることで、物質に生じる構造・相・表面状態などの変化を対象とする。
め・く
[接尾]《動詞五(四)段型活用》名詞、形容詞・形容動詞の語幹、副詞などに付いて動詞を作り、そのような状態になる、それに似たようすを示す意を表す。「春—・く」「ほの—・く」「今さら—・く」「ざわ—・く」
め‐ぐ・む【芽ぐむ/萌む】
[動マ五(四)] 1 芽が出はじめる。芽吹く。「木々が—・む春」《季 春》「—・むなる大樹の幹に耳を寄せ/虚子」 2 ある感情・状態などのきざしが見える。「はやくも破局は十分に—・んでいた」〈里...
めぐり‐あわ・せる【巡り合(わ)せる/巡り会(わ)せる】
[動サ下一]自然に、また偶然にその状態に出あう。「不思議な運命に—・せる」
メゾン‐カレー【Maison Carrée】
フランス南部、ガール県の都市、ニームにある古代ローマ時代に建造されたコリント式の神殿。保存状態が良いことで知られる。
メタスタビリティー【metastability】
物理・化学用語で、準安定性。比較的長い寿命をもつ励起状態の安定性。